あんしんシーラーに、商品バリエーションはありません。1種類だけです。水で2倍に希釈し、ローラーで塗る。1本で60㎡ほど塗れます。
一般のシーラーは接着を良くするという目的があるようですが、あんしんシーラーは、はいから小町を施工する際に、下地に「練り水」を吸い取られる吸水の具合を調整するためのものです。
つまり、接着剤ではありません。はいから小町は、マグネシアとにがりで固まる特許製法の珪藻土塗り壁材なので、接着剤を使わなくても、キチンと壁に付着し、剥がれてくることはありません。
左官屋さんなら常識ですが、パテを塗った箇所と石膏ボードそのままの箇所では、水の染み込み方が違います。それを無視して、吸水調整をしないまま、はいから小町を塗ってしまうと、吸水ムラが発生し、乾いた時に石膏ボードのジョイントやビスの頭が見えてしまうという失敗をしてしまうわけです。
あんしんシーラーは接着剤ではないので、塗ったからといって接着性が良くなるということはありませんが、塗らないと吸水ムラが発生する可能性があるのです。
また、はいから小町は、マグネシアを使用していますので、一般的なエチレン酢ビ系のシーラーでは代用が効きません。
はいから小町に熟練されている左官屋さんの中には、あんしんシーラーの塗布を省略しても、吸水ムラを発生させないワザを持っている方もいらっしゃいます。しかし、それはその方なりの研究と、はいから小町の施工経験の数、工夫があってのことなので、材料メーカーとしては公認していません。
やはり、あんしんシーラーを、たっぷりランダムに塗った上で、はいか小町を塗られることをお勧めいたします。
シーラー代の材料単価は、定価で計算しても58円程度のものです。また塗りにくくはありませんが、施工コストは、養生代と手間賃が大半だと思います。
素材は安全なものだといっても、シーラーをローラー施工すると、ボタボタと落ちて、現場が汚れます。それを予防するために、マスキングなり、養生が必要になるわけですから、この手間が1番のコストということになると思います。
また養生をしないで施工すると、あとの掃除がかえって厄介になるので、しっかりと養生してから、塗布作業をした方が結局は効率がいいようです。
あんしんシーラーは、ピュアアクリルを水で薄めた商品なので、安全性は極めて高いです。はいから小町との施工上の相性も、十分に検証した上で製品化しています。発売後、何年にもなりますが、あんしんシーラーの製品上の欠陥を指摘されたことはありません。
合板やアクの染み出しが心配される箇所には、下塗革命を塗布して、目視でアクが止まっていることを確認できるような施工をお勧めしています。
【ホルムアルデヒド発散等級】
ホルムアルデヒドを使用した製品ではありませんが、F☆☆☆☆に該当する商品であることを確認しております。
< ホルムアルデヒド発散等級 日本建築仕上材工業会登録 >
登録番号 |
0506005 |
|---|---|
放散等級区分表示 |
F☆☆☆☆ |
主成分 |
水、ピュアアクリル |
|---|---|
正味質量 |
2L/ポリ容器 |
標準施工面積 |
60㎡/2倍希釈 |
道具 |
ローラー |
塗り方の基本は、たっぷりとランダムにということです。
ペンキを塗るような規則正しい塗り方は、吸水調整という目的からは外れ、逆に色ムラになるので、グチャグチャに塗った方が目的に適っています。
また、2倍希釈とは、原液1に対して、水1なので、水は2Lしか加えてはいけません。

施工要領は、はいから小町の施工要領書と一緒になっているので、そちらをご参照ください。
特記することはありません。





























