わんぱく応援マットの商品バリエーションは、現在、遮音性能L40の製品1つだけです。
というのも、発売当時は、L45の性能しかなく、しかも価格面のこともあり床暖房用と、非床暖房を使い分け、2種の商品を製造しておりました。
しかし、品質改良の結果、L45だった遮音等級が、L40に向上したことから、価格は据置きで床暖房対応品の遮音性能L40製品に1本化することにしたのです。
通常は、床暖房がある現場でも、床暖房、非床暖房の使い分けがあり、間違って設置すると、臭いが発生して大きなクレームになることがあるので、価格据置で1本化したことで、工事もしやすくなったと喜んで頂けています。
フローリングの下に挟むだけで、遮音性能が確保できるという製品は、他社にもありますが、当社製品最大の特徴は、遮音性能がL40あるということだと思います。つまり、L45の現場でも、L40の現場でも使用頂けます。
しかも遮音性能は、公的機関で試験した結果なので、信憑性も高いと思います。
試験成績書がない製品は論外として、あっても自主検査というのでは、信憑性にいささか疑問が残ります。
一般的に、フローリングの下に挟むタイプの遮音マットは、合板や、パーチクルボードにフェルトや遮音ゴムなどを貼った構造のものを見かけますが、合板やパーチクルボードなどは接着剤から揮発するホルムアルデヒドの問題があります。
床暖房などで、暖めると余計にホルムアルデヒドが発生するので、床暖房の時には使いたくない素材です。
遮音ゴムも、アスファルト系のゴムの方が遮音性能がいいので、普通はアスファルトゴムを使用します。しかし、アスフアルト系のゴムは熱が加わると臭気を発生するので、床暖房に使えません。
そんな事情もあって、当社製品も、以前は床暖房用と非床暖房用の2種類を製造し使い分けていました。
わんぱく応援マットは、ケナフフェルトと、合成ゴムの2重構造になっています。現在の製品になるまでの品質改良の過程で、暖めても臭気が発生しない合成ゴムと、へたりの少ないケナフフェルトの組み合せによって、遮音性能がL40に向上しました。
ケナフフェルトとは、環境に優しい繊維として有名なケナフをフェルト状にしたマットです。従来品のフェルトと比較すると、かなり密度を高くし、しっかり感を増しました。
合成ゴムは、冷蔵庫内に使われる安全性の高いゴムをベースに開発したものです。しかもケナフフェルトと、合成ゴムの貼り合わせに使用している接着剤も、健康に配慮したものを使用しています。これには、ちょっとした逸話があって、製造を委託している工場の責任者が、「アトピッコ製品」だから、接着剤も、「なんとか安全なものを使いたかった」といって、研究してくれたのです。
これも、当社の理念を理解してくれているからこその配慮と、理念に共感頂ける会社のありがたさに感謝しました。こうした陰ながらの協力がないと、「本物が作れない」と自負しています。これも、自然素材の内装材1本で17年やってきた重みと価値かなと思います。
㎡当りの材料単価は、安いと言われる場合もあれば、変わらないという場合もあります。ただし、敷き並べていくだけなので施工性がいいのと、材料にロスが出ないので、施工コストは比較的安く上がっているようです。
遮音性能は、財団法人日本建築総合試験所において試験しています。試験結果は、こちらです。
※小数点以下は、四捨五入
| 『わんぱく応援マット』(厚11mm) | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 周波数 (Hz) |
サンプル | 標準 裸スラブ (4) |
今回測定 | ||||||
| 試料有 平均(1) |
推定値(2) | 調整値 1-2=(3) |
試料有 測定値(5) |
推定値 5-3=(6) |
L数 | 決定L数 | 決定 L等級 |
||
| 63 | 71.3 | 54.0 | 17.3 | 56 | 71.9 | 54.6 | 33 | 42 | 40 |
| 125 | 62.5 | 57.4 | 5.1 | 64 | 60.5 | 55.4 | 42 | ||
| 250 | 58.6 | 51.0 | 7.6 | 65 | 54.7 | 47.1 | 41 | ||
| 500 | 48.3 | 41.0 | 7.3 | 67 | 45.2 | 37.9 | 38 | ||
| 1000 | 32.0 | 24.0 | 8.0 | 67 | 27.0 | 19.0 | 22 | ||
| 2000 | 17.3 | 10.0 | 7.3 | 68 | 15.3 | 8.0 | 12 | ||
| 4000 | 14.8 | 8.0 | 6.8 | 66 | 15.2 | 8.4 | 12 | ||

通常L値と読んでいる遮音性能は、L40です。
詳細に解説すると、通常L値と呼んでいるものには、軽量衝撃音に対する低減性能を表すLLと、重量衝撃音に対する低減性能を表すLHがあり、わんぱく応援マットは、LL40、LH50の性能があることが証明されています。
詳しい資料は、別途ご請求ください。
商品名 |
わんぱく応援マット(床暖房対応) |
|---|---|
遮音性能 |
LL40(軽量衝撃音)、LH50(重量衝撃音) |
サイズ |
11mm×455mm×910mm |
入り数 |
4枚(0.5坪) |
主成分 |
ケナフフェルト、合成ゴム |
重量 |
8.4kg/箱 |
下地の不陸は調整後、施工していただく必要があります。
木下地の場合は接着剤を使用せず施工できますが、コンクリート下地の場合は、わんぱく応援マットの両面に接着剤を塗布して頂く必要があります。
また、捨て張りの実施と、接着剤と釘との併用をお勧めしています。詳しい施工要領に関しては、施工要領書のご用意があるので、こちらをご参照ください。
工事完了後は、フローリングの下になってしまうので、特にメンテナンスの必要はありません。施工不良による不具合が発生した場合は、わんぱく応援マット単体の補修ではなく、床工事そのものの補修をお考え頂くことになりますので、ご注意ください。





























