自然素材は面倒で高いと思っていませんか?
提案方法さえ分かっていれば、特別なことはありません。
そもそも新建材とは?
新建材は「無垢材や塗り壁の欠点を補って開発した建材」という解釈があります。1日でも早く家を建てたかった高度成長期には、スピーディに施工できる合板フローリングやビニールクロスは便利で使いやすく願ったり叶ったりな建材でした。
反りのある無垢材をよけて、1本1本の色柄を確認しながら敷き詰める無垢フローリングや、冬場の施工はできない漆喰と違い、1年中施工できます。しかも今日職人になったばかりの人でも施工できる、本当に便利な建材です。
日本の技術力によって一部の隙もない画一的な建材を、大量に工場で生産できるようなりました。新建材とは工場で画一的に大量生産される商品とも定義ができます。
また、住宅の気密性が高くなり、暑さ寒さといった外気の影響も受け難くなってきました。とはいえ、床は、合板フローリングや、クッションフロアーで、壁・天井は、ビニールクロスといった呼吸しない素材で作られる家が「普通」になってしまいました。
無垢フローリングは反ったり分けたり、塗り壁は、ヒビが入ったり、剥がれたり、その割に価格が高く、メンテナンスも大変だという印象が根強く残っています。
昔の自然素材は、確かに扱いづらいものだったかも知れません。
では、今の自然素材は?
新建材を発展させた日本の技術は、当然、自然素材にも応用されています。
無垢フローリンを反り難くし、湿度温度に影響され難い塗り壁を開発してきました。施工性も、かなり改善されています。
また、気密性の高い家に住めるようになったからこそ、呼吸をする自然素材を希望する方が増えてきました。
そうです。自然素材とは、機械制御ではなく、ケミカルな力を借りることもなく、その素材自らの呼吸によって、私たち人間が活かされる建材とアトピッコハウスでは定義しています。
呼吸するということは、自然素材は生きた建材とも考えることができます。
植物に水を与えるように、生きている自然素材は人間が手間暇をかけることで、それに応えてくれます。例えば、窓を開けて空気を入れ替えることで塗り壁の調湿効果が継続し、寒暖差の激しさを和らげてあげることで無垢フローリングが暴れなくなります。
つまり私たち人間をイキイキとさせてくれる自然素材は、私たちが手を差し伸べることで、その能力を最大限に発揮してくれます。ここが機械やケミカルとは大きく違うところだと、アトピッコハウスはそう信じています。
知識さえあれば、特別なものではない
自然素材の品質や精度も上がってきています。よほど妙な製品を掴まない限り、施工性も悪くありません。
ただし、やはり新建材と自然素材を比較すると、材料費も施工賃も自然素材の方が高くつきます。しかし、自然素材には、その価格以上の価値があります。
自然素材は扱い難くて、クレームになりやすいという思い込みを打破して、もっと自由に、もっと自然に「選択肢」として、提案してみて欲しいのです。
アトピッコハウスでは、自然素材に関するユーザー教育の一環として、「失敗しない 本物の家をつくる秘訣」というメールセミナーをご用意しています。
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プロの方にも参考になる内容ですので、読んでみてください。
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自然素材は高いとか、メンテナンスが大変というのは、単なる思い込みです。自然素材の家を希望するなら、自然素材のことを学んでから、家作りに着手することをお勧めします。
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