先に言えば「説明」、あとで言うと「言い訳」です
素材特性を丁寧に説明できれば、クレームになりません

自然素材は「そんなもん」です

自然素材にはちょっとしたキズはつきものです。元々施工しやすいように、見栄え優先で作られた新建材のように、いつ、誰が、どんな風に施工しても美しく仕上がる建材とは違います。

寒い季節に「漆喰美人」を施工すれば、色見本より色が薄く感じます。「ごろ寝フローリング」の節の位置は、プリントではないのでサンプルと同じにはなりません。

自然素材は、そんなもん、なんです。

有機農法のニンジンは価格が高くて不揃いですが、深い味がします。不揃いという部分を許せないのなら、スーパーの安いニンジンを選べばいいだけです。

値段の高いニンジンは泥がついていて、お料理の前に丁寧に洗わないといけません。均一なスーパーのニンジンは葉っぱもついてないから、簡単に水を流せばすぐに使えて便利です。

どちらが良くて、どちらが悪いではなくて、私たちは予算と好みで選びます。

泥付きニンジンが嫌いな人に、いくら高かったと説明しても迷惑なだけです。

お客様(施主様)は、本当に自然素材の家に住みたいのか? なぜ自然素材を希望しているのか? 逆質問を通して、価格以上の価値提案をしながら、掘り下げていければ、クレームにはなりません。

先に言えば「説明」、あとで言うと「いい訳」です。

それでも、自然素材は魅力的

無垢フローリングや、塗り壁は、豪華で、調湿性もあって、経年変化が美しく、人にも自慢できます。しかし、新建材のような工業製品ではありませんから、不揃いなのは当然です。

1本1本に個性があります。

キズも付き易いかも知れません。

しかし、それを超える価値、魅力があるのが、自然素材の良さです。材料費が高いとか、施工賃が高いということはありますが、メンテナンスが大変だということはありません。メンテナンスに関しては、新建材よりも簡単です。

キズの補修やワックス掛けなども、新建材より簡単です。
フローリングなどは、合板フローリングと違って、無垢フローリングは夏場もベタベタしませんし、冬場は、床暖房しなくても、温もりを感じられます。

「キズは家族の想い出」
そう、大らかに考えられるお客様(施主様)であれば、自然素材は魅力的に感じます。

たまに、無垢フローリングが反ったり割れたりとか、塗り壁にヒビが入ったりといったことも起こりますが、「そんなもん」です。

対処は出来るので、大らかに構えればいいし、先に、お客様に説明しして理解をしていただきましょう。狂いが生じたり、経年変化するのが嫌なら、新建材の家にすればいいだけです。

但し、自然素材は月日の積み重ねが「経年変化」として、美しく現れる場合が多いですが、新建材の場合は、出来た時が最高で、月日の経過と共に「経年劣化」します。

要は、「どう説明」するかで、お客様の価値観は変化するのです。

感動される自然素材の提案方法

アトピッコハウスは自然素材の内装材メーカーです。無垢フローリングや塗り壁などを製造販売しています。
初期の頃は、自社製品が、どんなに性能がいいかとか、価値があるかといったことをPRしていましたが、徐々に、製品以外の部分で、自然素材の価値、魅力を伝えられるように進化・成長してきました。

プレゼンノウハウ公開しています

アトピッコハウスでは、「お客様に支持される」自然素材のプレゼン方法を、自然素材で差別化を図りたいと思っているプロの方に公開しています。

自然素材を使っていますというだけでは差別化になりません。そして、アトピッコハウスの製品を使っていますというだけでも、差別化になりません。

どういう提案をすれば、自然素材で差別化できるのか?
アトピッコハウスでは工務店向けの各種セミナーを開催しています。それは、自然素材を上手に提案できる工務店を増やしたいという思いがあるからです。

興味のある方は、まずは、こちらのセミナーにご参加ください。

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